【書評】「アイデアの作り方」 アイデアを作るための5つの段階とは?アイデア作りの訓練法も紹介!

書評

あなたはアイデアを作るときにどんなことに気を付けているでしょうか。

会議で「問題を解決するために何か良いアイデアはないか?」という上司からの無茶ぶりに対して、その場で考えてアイデアを出そうとしていないでしょうか?

色んな所で、「ふとした時にひらめく」なんてことが言われいていますが、それだけでは足りないようです。

この本、実は原書が1940年代に書かれているんですが、内容は全く古めかしくなく現代においても間違いなく役に立ちます。

と言いますか、現代で言われているアイデアの作り方がまさにこの本の内容そのまんまなんです!驚きですよね。

東大生のバイブル!なんていわれている「思考の整理学」(外山 滋比古 著)に書かれている内容ともかぶっているところがありました。この本は1986年に書かれていました。



すごくないですか?まさに時代を超えて伝えられているなぁと感じますね。

作者紹介

「アイデアの作り方」の著者はジェームス・ウェブ・ヤングさんです。

ジェームス・ウェブ・ヤング(1886-1973)

アメリカ、ケンタッキー州生まれ。10台のころからさまざまな職業を経験し、26歳でアメリカ最大の広告代理店トムプソン者に入社。すぐに頭角を現し、広告の制作に手腕を振るう。42歳で一線を退いた後は、シカゴ大学で教鞭をとるかたわら、出版、通信販売などさまざまな仕事を手掛けた。トムプソンの常任最高顧問、アメリカ広告代理行協会の会長などを歴任

アイデアの作り方より引用

アメリカ最大の広告代理店で常任最高顧問などに就任するくらいすごい方なんですよね。

日本にも来日したことがあるそうですよ。

アイデアを作るための2つの原則

まず、アイデアの作り方の説明をする前にアイデアの原則について説明がされていました。

「アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ」

「既存の要素の新しい組み合わせを見つけるためには二つの事柄の関連性を見つけ出す才能に依存していること」

「アイデアの作り方」より


どうしても全く新しいことを考えてしまいがちですが、アイデアは既存のものを組み合わせて生まれるものなんですね。

アイデアを作るための5つの段階

アイデアを作るためには次に書く5つの段階に分けられます。

1.資料集め
2.集めた知識を色んな視点で組み合わせてみる
3.考えるのを放棄し、創造力や感情を刺激するものに心を移す。
4.リラックスした状態でアイデアが浮かぶのを待つ。
  お風呂に入っているときなどに思い付きやすい。 ユーレカ!
5.思い付いたアイデアを現実的に具体化する

1.資料集め

資料を集める際には関連する情報をとにかくたくさん収集することが大切。
10や20ではなく100くらい見つける意識で取り組むこと。

また、収集した知識を項目毎カードに書き込んでおくと、第2段階を行う上でとても助けになる。

2.集めた知識を色んな視点で組み合わせてみる

第一段階で作成したカードを上下左右に並べ、色んな順番に並び替えてみる。

色んな視点で見ることが大切。
小学校の理科で習う原子配列はまさにこの方法で作られたのだそう。

3.考えるのを放棄し、創造力や感情を刺激するものに心を移す。

2段階目までが終わったら、いったん考えるのを放棄する。

頭からその問題を追い出して、音楽を聴いたり映画を見たりして、創造力や感情を刺激する。

本のなかで紹介されていたけれど、シャーロックホームズは推理の途中で必ずオペラを見に行っていたらしい。あれはフィクションかもしれないけれど、コナン・ドイルはアイデアの作り方をよく理解していたのかもしれない。

4.リラックスした状態でアイデアが浮かぶのを待つ。

3段階目まで完了したら、あとはリラックスして待つこと。

お風呂に入っていたり、トイレにいたり、寝る前などに思いつくことが多いらしい。

数学者アルキメデスが、お風呂に入っているときに問題の解決法を思いついて「ユーレカ!」と叫んだ話は有名ですよね。(あれって作り話だったんだっけ?)

5.思い付いたアイデアを現実的に具体化する

アイデアは思いついて終わりではなくて、現実に耐えうるか現実的な目線から考えていく必要がある。実際に具体化し、実現するまでが大切だと書かれている。

アイデアを作るための訓練

じゃあ実際にやってみよう!となるとなかなか苦労しそうではあるよね。

「アイデアの作り方」の中で訓練法が書かれていたので紹介していきます。

アイデアを作る原則を上に書いたけれど、もう一度書きます。

「アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ」
「既存の要素の新しい組み合わせを見つけるためには二つの事柄の関連性を見つけ出す才能に依存していること」

この二つ目、「二つの事柄の関連性を見つけ出す才能」だけれど、この才能は訓練次第で高めることができると書かれていました。

つまり、まったく関係のないと思っている2つの事柄を並べて、そこにある関連性を見つけ出す癖をつけていけばいいのです!

まとめ

アイデアの原則
「アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ」
「既存の要素の新しい組み合わせを見つけるためには二つの事柄の関連性を見つけ出す才能に依存していること」


アイデアを作るための5段階
1.資料集め
2.集めた知識を色んな視点で組み合わせてみる
3.考えるのを放棄し、創造力や感情を刺激するものに心を移す。
4.リラックスした状態でアイデアが浮かぶのを待つ。
5.思い付いたアイデアを現実的に具体化する

アイデアを作るための訓練
2つの事柄の共通点を見つける癖をつける。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

いかがでしたでしょうか?
こんなこと、もう知っているよ!なんて人もいるかもしれませんが、実際に実践している人は少ないのではないでしょうか?かくいう僕もその一人ですが…

行き詰ったとき、悩んだときはぜひこの方法を思い出すとよいでしょう。

僕としてはブログ作成のアイデア作りの良いヒントになったんじゃないかと思っています。ぜひ実践していこうと思います。